森は海の恋人 アムール川からオホーツク海へ

森は海の恋人。
これは、気仙沼の牡蠣養殖、畠山さんがおっしゃっている言葉。
そういえば、植樹のお手伝いに行ったっけなぁ。今頃成長しているかな?

で、さっき北大の低温科学研究所准教授白岩孝行さんがNHKの視点・論点でこんな話をしていた。

オホーツク海の豊富な海洋資源の源は、実は遠くモンゴルを流れているアムール川なのだということです。
理屈はこう。

  • オホーツク海の特徴は、魚などのエサとなる海洋プランクトンの豊富さにある。
  • 海洋プランクトンは、成長要因として鉄分が必須であるが、通常鉄分は海水中の塩分と結合して沈殿してしまい、海水中には鉄分はほとんど溶けていない。
  • また、鉄分はふつう山の土中に含まれているものが、森林に降る雨を伝って、川へ流れ、川から海へ行く。
  • ところで、アムール川は世界最大級の大河であり、モンゴルから中国、ロシアと渡っている。
    途中、川の流域には多くの湿地帯が存在する。湿地帯があることで川の水の酸素濃度が低下する為、代わりに鉄分が粒子として存在せずに川水中に溶け込むようになるそうだ。
    多くの湿地帯が川の付近に存在することから、アムール川には多くの鉄分が溶存しており、約1ヶ月かけてオホーツク海へたどり着く。

    ここでオホーツク海沿岸の気候が作用する。
    オホーツク海沿岸に吹き込む冷たい空気により、流氷ができるが、流氷の生成により塩分が濃い水が流氷の下部に生成し、その重たい海水が海の底に沈むことにより、海水をかき混ぜる現象が起こる。
    これにより、海底に溜まった鉄分が海水面に巻き上がることで、オホーツク海近辺では海水中に鉄分が含まれる状態が出来上がる。

    この川の湿地帯と、オホーツク海沿岸の気候と地形(遠浅なので対流が起こりやすいのか?)という好条件が組み合わさって、恵まれた漁場となるのであると初めて知った。

    でも、それが危機的状況なのだということである。

    まず、湿地帯がモンゴルや中国の都市化により干拓されてしまっていること。また中国で化学工場が爆発した事故があった際にも起こったこととして、爆発により流れ出したベンゼンなどの化学物質がアムール川を汚染したりした。
    そして、都市化による森林伐採により、また森林火災等により山の森が無くなることで雨水の蓄積ができず、鉄分が川に流入することが少なくなってきている。
    さらに、オホーツク海周辺の温暖化により流氷生成が減少しているということ。

    これら問題の多くはオホーツク海の海の恵みに依存していない遠い陸地に起こっている事柄なので、当事国に意識が生まれないことは当然であろう。
    そこで、現在日本とロシアとのあいだでコンソーシアムなどを設置して、環境保全問題の情報共有をしていっているそうだ。
    ロシアとの北方四島の共同開発も、このあたりの問題に踏み込んでいけば、改善されるのではないかと期待します。

    世の中、つながっている。

    老舗のサバイバル術

    タイトルは、あえて老舗と書きましたが(京都では、創業100年以上のお店に対し、”老舗”という呼称を認めているとうかがいましたが)、新たに起業されようとしている会社や事業体のかたにとっても、同様のことがいえるのではないかとおもいます。

    ⑴これから比較的長いスパンの需要が見込めて、

    ⑵ノウハウを使えて、あるいは自分の得意分野で、

    ⑶敵が居てない、あるいは敵がしばらくは参入して来そうにない
    ビジネスが成功するのだというわけです。

    しかしながら、それぞれの要素は当然ながら見誤るリスクがあるわけで、成功したビジネスというのは、ある種の思い込みや錯覚や知らぬ強みであったかもしれません。

    それでも、やらなければ、はじめなければ、それは絵に描いた餅であります。

    実現するというところまで、やり切れる自信や資本や機会に恵まれるためには、日々の精進と言ってしまえば、神頼み的ではありますが、それでもやっぱり一番正しい方法なのかもしれないな、とおもう今日この頃であります。

    昨日の老舗学の講演を聴いての感想です。

      

    バードマンあるいは(消えた黒毛和牛の塊がもたらすカレーの奇跡)

    映画ずいてる昨日今日。
    アカデミー賞作品でした。  
    なんだろー、このモヤモヤ感…そいえば昔、イングリッシュ・ペイシェントというアカデミー賞作品を観に行ったときと同じ感覚でした。

    それに、一緒に観ていたマダムたちの出場後の会話が聴こえてまいりましたが「あー、アカデミー賞作品って感じ」という言葉がいみじくもこの作品を物語っているようでした。

    ちなみに、主演と共演者の演技力はとても素晴らしいものでしたよ、念のため。映画が間延びせずのめり込めたのは、彼らの演技によるものだと思います。

    朝いちばんの上映はお安くなるというので、朝食ぬきで馳せ参じましたがさすがにお昼過ぎましたのでお腹が空きました。
      
    岩屋というところには、中華の名店があるのですが昼間はお休みになってしまいましたので、汁なし担担麺のお店へ向かいましたがあいにく本日お昼休業とのことで、坂を行ったり来たりしてカレー屋さんに(毎度のカレーですみません)。

    『黒毛和牛のスジ肉にバラ肉の旨みをプラスしたコクのある味わいです。』というんだけど、一片の肉塊も見当たらず…味は美味しかったですよ、念のため。
    (そいえば、映画のタイトルはなんであんな長い、しかも括弧書きなんでしょうね?あまりに長くて映画の半券にも「バードマンあるいは(無知がもた…」で切れてました、関係ないですけど。)

    で、あんまりあっさりした感じで終わってしまった食事と、その後に三宮で打合せがあるまでの待ち時間が思いの他長かった為、
      
    近くの喫茶店にて昼食を。
    ここでも(ドライ)カレーをば。セットで珈琲付けてもらい、食後にちょっと長居させてもらいました。
      
    で、ふとコーナーテントを眺めていると、「県立美術館」とのコラボイベントが。ふーん、一生懸命やってはるんですね、街との連携が感じられますがイマイチPRが…正直はじめて知りました、すみません。
    それよりもなんと、いただいた箸袋に『この箸袋は、環境にやさしい非木材紙(竹)を使用しています。』と書いてあるではありませんか!
    先日、京都のカフェギャラリーでの展覧会で掲げられていた絵画のキャンバスに「竹紙(たけがみ)」が使われていたのですが、実はその竹紙を採算ベースにのせて工業生産しているメーカーは中越パルプ工業さん、ただ一社だそうです。このように、CSR活動をしている会社をわたくしは応援したいので、次回くわしくお話させていただきます。

      
    気が付けば、阪神岩屋の駅もカラーリングが。
      
    外から見るとはっきりとわかりますね。

    弱視の子供たちに絵本を。

    今日は梅田の阪急百貨店で、香川県は観音寺市名物「あいむす焼」という、エビをまるまる蒸し焼きにしたせんべい?を製造販売している豊浦さんというFacebook友達が、瀬戸内・四国物産展に出展しているというので陣中お見舞いに。

    まいう〜  

      
    大正天皇そして昭和天皇へも献上とあります。創業135年の老舗だそうです。  

      
    新製品なのか?いそ巻というのがありましたので、こちらもゲット。  

    実は、約1年前にも阪急でこうして物産展に出展されてましたが、今回は出展者の数も増えていて、土日であいにくの天気、しかもJR大阪の三越伊勢丹がリニューアルオープンした「1100(専門店の千と、百貨店の百で1,100らしい。それらが混ざり合うという意味?)」が初めての土日を迎えるとあって、梅田界隈は賑わっていました。


    真面目に仕事してるってことを観音寺のみんなにも見せとかないと信じてくれないから、とおっしゃるので、記念にパチリ。そういえば、Facebookのおかげで今だに行ったことがない観音寺市にも友達ができましたので、必ずや一度観音寺市にも訪れたいと思っております。その折はどうぞよろしくお願い致します。

    その後、Unirで全日本準優勝のバリスタ山本さんとお話させていただいて、今年実際にコンペで使用した100g3,200円もするCOEの豆を薦められましたが、注文後だったので今回はパス(笑。ですが別の豆でも相変わらず、フレッシュなフルーツのようなコーヒー。嫌味や苦味がなく、すぐに飲み干してしまう。そんな安定の一杯。ごちそうさまでした。

      
    Unirでコーヒーを飲むときはいつも祝祭広場の階段で座って飲むのですが、今日は円庭でバザーが行われていました。ステージ真ん前には「H20サンタ」というコーナーがあり、「はて?なんじゃらほい?」と眺めていると、どうやら毎週土曜日の恒例イベントのようで、司会の方は阪急の社員さんのようでした。

    阪急では、H20ホールディングスとしての社会貢献活動として、各地で頑張っているNPO法人などを紹介するブース展示を祝祭広場横で常設しています。その昔、わたくしもお手伝いしている「ツタエテガミプロジェクト」も展示紹介していただきました。ありがとうございます。
    それがもう2,3年前ですからそれからもずっと継続していらっしゃるのだということを改めて知りました。
    チャリティーネットワークH2oサンタとは

    そして、今回ご紹介していたのが、「弱視の子どもたちに絵本を。」という活動をしているNPOでした。その名もNPO法人「弱視の子どもたちに絵本を。
    http://www.wanpakubunko.com/npo/

    正直、弱視というのがどれくらい物が見えない状態を指すのか?といったことも知りませんでしたので、今回の活動紹介で初めて伺って、そのような活動に取り組んでいる団体が存在する、しかも吹田市に、ということを知りました。
        
    (後ろの大画面モニターに映し出されているのは、毛糸で立体的に浮き上がらせた”あ”の文字で、”あ”という字がどういう形なのかを触れて知ってもらう絵本。)  

    司会を務めた阪急のスタッフさんは、今回の紹介に当たって実際にNPO法人「弱視の子どもたちに絵本を。」さんのところに赴き、弱視の子供たちとも触れ合うことで、会の活動を体験してきたそうです。
    そういった意味で、このチャリティーネットワークH2oサンタさんのCSR活動はとても素晴らしいと思いましたし、これからも続けて行ってほしいと思いました。

    紹介が終わったあとに、常設ブースへ行くと、NPOの理事の田中さんという方がいらっしゃったのでついつい色々と話を伺いました。
      

    まず、力を貸してほしいとおもっていることは、
    テキストデータを音声に変換するソフトはブラウザなどでも対応しているので、活字になっている書物をテキストデータ化しさえすればよく、その為のテキスト入力作業を手伝っていただける方が多くいれば、それだけ多くの書物を弱視の方も理解することができる。

    なので、
    テキスト入力作業のボランティアを募集していらっしゃいます。

    NPOの起ち上げ準備期間として約2年、そして設立して5年というNPO法人だということで、まだまだやらなければならないことは山積しているようですが、いかんせん、現状に向き合い弱視の子供たちからニーズを汲み取り、それらを解消することで終始しているので、「絵本をつくる」という当初の目標になかなか取り組めていないというのが現状だそうです。

    あと、読み聞かせのための音声入力は、従来のものがとても古く、新しく音声で録音したいのですが読み手が足りていません。
    それ以外にも子供たちとふれあっていただく方、点字の入力作業(今はテキスト入力をPCソフトで変換し専用プリンターでプリントアウトすれば点字が打ち出せるそうです)といったことに興味のおありの方もご参加お待ちしております。

    お問合せ先:〒564-0062 大阪府吹田市垂水3−21−7−1005
    Tel.06-6385-6598
    E-mail: wanpaku_jyakushi@gmail.com
    NPO法人「弱視の子どもたちに絵本を。
    http://www.wanpakubunko.com/npo/

    嘘に騙されているフリをする、という嘘がつける人の寛容さ。

    エイプリールフール。
    由来には諸説あるようなのですが、今回ご紹介したいのは、こちらの説。
    スコットランドのある親子の物語

    スコットランドのある親子の物語。
    まだ5歳で母を亡くした少年。
    幼くして母を亡くした少年には母が亡くなったという事実を飲み込む事が出来なかったのです。
    父が何度説明しても、
    「母さまはいつ帰ってくるの?」
    「母さまはどこにいるの?」
    4月1日は少年の6歳の誕生日。
    去年は花の精の絵本。
    その前の年は小人が主人公の絵本。
    もう何十回も読んだ母からのプレゼント。
    「母さま、今年は何の絵本を下さるのかな?」
    父は息子にプレゼントを用意しました。
    それは、もういないはずの母からの手紙でした。
    毎日母からいただいた絵本を読んでいたおかげで少年は幼くても字を読むことが出来たのです。
    父は妻に感謝しました。
    手紙はもう会えなくても母はいつも少年を思っている、元気でいてくれという他愛もない内容。
    それは父が苦し紛れで書いた手紙。
    しかし少年はそれを何度も、何度も読んでいました。
    そしてそれからしばらくして、少年は母について尋ねる事をしなくなりました。
    次の年も4月1日には少年に母からの手紙が届いたのですが、その次の年は少し状況が違いました。
    「今年は父さまにも手紙が届いたよ?」
    少年宛に一通。
    そして父宛にもう一通。
    少年も8歳になって気がついたのです。
    手紙は父が書いてくれていた事を。
    父だって母がいなくてとてもさびしいのだと。
    封筒にも入っていない、何度も書き直して薄汚れくたくたになってしまった便箋。
    会えなくても夫の事を思っていると、お酒を飲みすぎるなと、そういった他愛の無い内容。
    母の字には似ても似つかぬヘタクソな字で書かれた手紙でしたが、しかしそれからしばらくして、父のお酒の量は少しだけ減りました。
    それから何年も、何年もそのやり取りが続きました。
    父は黙って子に騙され、子は黙って父に騙され続けたのです。
    いつしか父に届く手紙の字も、母の字に似てきていました。
    そしてこの話はスコットランドの人々に知られるところとなりました。
    手紙の正体は皆知っているのですが、誰もそれを指摘するものはありません。
    ある日、この事が当時の皇太子ウィリアム=エイプリルの耳に入り、大いに賞賛されました。
    そして4月1日は「黙って騙される愚か者(フール)を演じる日」、エイプリルフールと言う日が制定されたのです。
    エイプリルフールはふざけてうそをつく日なんかじゃありません。
    やさしくうそに騙される日なのです。
    自分もこの話を聞いてからは4月1日にふざけるのはやめようと、そう思いました。
    いい話だと思います。
    そして自分で作った話にしてはよく出来ていると、そう思いました。
    自分はスコットランドはおろか海外に行った事すらありません。

    話自体はともかく(ネタですので)、親子のあいだでの心のやりとりのところ、自分をおもって突かれた嘘には、騙されてみてもいいのではないでしょうか。その辺りの許容性というものが人間としての魅力なのかもしれません。

    エイプリールフールの話題として
    もうひとつ、例のマッサンで一躍有名となったウヰスキー業界での、名作CMです。
    ジョニーウォーカー黒ラベル
    良いもの作っていますね。
    これも嘘に対する許容性といえるのかもしれません。

    最近、CMは芸術作品なのか?CMアワードの目的は、広告代理店の為なのか?という事が言われていますが、もちろん売れる為に流すのがCMでありますけれども、伝えたいメッセージは商品直結である必要は必ずしもないのではないかとも思います。CMがその国の文化度を表す鏡だとすれば、一本すじが通ったCMが流れている国というのは素晴らしいと思います。

    今年も参加しました – 神戸岡本の小さな美容室からできること –

    3.11
    あれから4年になります。

    復興のためのボランティア活動というのは、ひところに比べるとずいぶんと縮小しているのは事実です。
    それ以降も日本の各地では災害が起こり、そのための復旧活動にボランティアが赴くのは当然ですし。
    (そもそも復興にはフェーズがあり、それぞれ求められるニーズも異なるでしょうから。)

    そんな中、継続的に支援していくということはなかなかできることではないとおもいます。

    実は
    今回で6回目となるチャリティーカットのイベントに先日の3月9日、撮影のお手伝いさせていただきました。
    SynergyさんのFacebookページ

    前回もその前も参加させていただいたのですが、もう6回も行なっているんだなぁ。
    そんなことを気づかされたのは、参加しているお子さんたちの顔を見たときでした。
    わたくしが最初に参加させていただいたとき(第2回目)に「初めての美容室カット」を体験された赤ちゃんが、
    なんともうすっかりおねえちゃんになってました。

    みんなで見守りながら…
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    ひとりでもおりこうさんでカットしてもらって…
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    今回は自分で募金箱に寄付してくれました。
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    この日はあいにくの暴風雨で、雨風が強く足元のお悪いなか、
    たくさんの子供たちが(なかには一人で電車に乗って)通ってくださいました。
    synergy2015030904

    今回は、とくに告知をしていなかったのにもかかわらず、今までSynergyをご利用でないお母様がネットでこのチャリティーカットのことを知って駆け付けてくださいました。
    「近所で今もこういった活動されてらっしゃるというので、ぜひ参加したいとおもい突然ですが子供を連れて来ました。」

    『2011.3.11に発生した東日本大震災から4年。
    この震災で被災された方に対して、神戸の小さな美容室の私たちが出来ることは何なのか・・・
    忘れてはいけない。風化させてはいけない気持ちで今春も開催します。』と語る、
    神戸岡本の美容室 Synergy オーナーの春名さん。
    synergy2015030905

    SynergyのWEBサイト
    Facebookページ

    継続することの大切さですね。街のみなさんにも想いは伝わったのだとすれば本当にありがたいことです。

    CSRニュース 「Ready for? 最近のクラウドファウンディング成功事例」

    すでにご承知かと存じますが、日本初のクラウドファンディングサービスである「READYFOR?」。
    そのなかで独断と偏見で選んだ
    いくつか成功事例を取り上げてまいります。

        ここ何だったっけをなくしたい〜気仙沼の皆の記憶を本にする〜

      この挑戦を知ったのは、こちらのニュースがきっかけでした。
      気仙沼の記憶を未来へ 大学院生ら本作り始動
      実際、わたくしも現地へ足を運んでみたことがある地なので、思い入れもございます。

        世界初!ドローンを応用した離島間を結ぶ海上軽貨物輸送実証実験

      これは安全面等の規制はクリアしたのでしょうか?気になります。もちろん、安全性については想定しておられるとおもいますし、個人的に賛成なのですが、日本ではいろいろな法規制あるいは既得権益との軋轢によって、新しいビジネスモデルが参入することを拒むといわれているので心配であります。

        街の小さな映画館をデジタル化して佐賀の映画文化を守りたい

      デジタル化設備に1,000万円はかかるということで、これからの映画ビジネスというものはフィルムを複製して映画館で上映するというビジネスモデルが既に成立しなくなっているということなのでしょうか。しかし、大画面の迫力やサラウンドの臨場感が一般家庭にも普及するのにはまだまだ時間がかかるとおもいますので、映画館という箱のプレゼンスはあるのでしょうが、その箱としての特性を上映だけでなく、地域のコミュニティ醸成に活用するといった新しい手法がこれからは採り入れられるようになるのでしょう。

        彫刻機が故障!女川町の復興を願う木工房でものづくりを続けたい

      復興支援事業から、街の新たな産業へというビジョンはものすごく共感いたします。そのためにはやはり、地方にあるという強みをどうやって活かせるかにかかっているのではないでしょうか。この辺りは被災地だけでなく、日本全国の地方が抱えている問題だとおもいます。

    いずれも目標金額をクリアして、活動が実現していっております。
    単に募金しただけでなく、きちんとフィードバック(成果)があがり、活動自体が持続していってるところが素晴らしいと思います。
    この辺りに、成功の秘訣があるのではないかとおもいます。つまり、事業の計画性・持続性であります。

    「ムーブメントはこうやって起こす」 文字起こし備忘録

    ムーブメントはこうやって起こす

    (TEDの字幕を文字起こししたものです)

    人や社会の動かし方は重要なテーマです。
    ムーブメントが3分で起こる記録映像がこちら。
    [以下、記録映像の解説]
    まず、リーダーには笑い者にされる覚悟が必要。

    ⇒ 笑われる覚悟が、最初のフォロワーへの共感を得るのだと思います。

    そして要となる最初のフォロワー。
    彼が”乗り方”を周りに示す。

    リーダーは彼を対等に扱います。
    集団行動なのです。
    最初のフォロワーというのは実は一種の指導者でもあり、
    彼の勇気ある行動が1人の変人をリーダーに変えるのです。

    ⇒ ここで大事なポイントが2つ。
    1)リーダーは、最初のフォロワーを”対等に”扱う。
    2)そして最初のフォロワーは周りに対して”乗り方”を示す。

    おっ ここで2人目のフォロワー!
    人が集まれば話題になります。

    フォロワーの存在をアピールすることが大事です。
    もはや彼らが手本となるのです。

    2人・・・さらに3人やってきます。
    ここが転換点!
    ムーブメントになったのです。

    ⇒ ここでも大事なポイントが。
    3)最初のフォロワーのおかげで、新たなフォロワーが集まる。
    4)そしてフォロワーが手本となってその存在をアピールすると、人が集まれる。

    人が増えればリスクが低くなります。
    もうためらう理由もありません。

    目立たないし 笑われない
    むしろ乗り遅れるとダサい。

    みんな続々と参加 さもないと
    後で逆にバカにされるでしょう。

    ムーブメントはこうやって起こすんです。

    ⇒ 人が集まれば話題となり、恥ずかしさへの抵抗リスクが軽減されること。そして「乗り遅れるとダサい」という状態になる。

    [記録映像おわり]

    さて、もしあなたが最初に踊り始めるタイプだとしたら、
    初期のフォロワーを対等に扱う大切さを覚えておいてください。

    しかし、ここでの最大の教訓は
    リーダーシップがすべてではないということ。
    あの裸の男の手柄ということになるでしょうが
    真の立役者は最初のフォロワー。

    ”皆がリーダーに”という教育はおかしい。
    ムーブメントで大切なのはフォロワーとして手本になること。
    志の高い変人の最初の仲間になってあげてください。

    ⇒ ムーブメントで大切なのはフォロワーとして手本になること。

    これって、松下村塾の吉田松陰というある種の”変人”と、それに集った塾生たちが最初のフォロワーであったのが、高杉晋作や久坂玄瑞であり、その末席にいた伊藤博文らが明治維新という大きなムーブメントを起こしたっていう歴史とも符合するかなと思いました。

    CSRはコストなのか?

    CSRはコストなのか?

    こういう発想の元となっているのは、おそらく
    『CSRとは、経済活動のなかに”新しく”組み込まれたもの』という捉え方があるのかもしれません。

    つまり、『今まではそんなものがなくたって経済活動はまわっていたのだから(経営を続けてこれたのだから)、
    これからだって何か不便や不利を感じることなくやってこれるんじゃないの?』という考えがあってもおかしくはなさそうです。

    これと似たようなもので、「環境対策」というものが挙げられるかとおもいます。
    環境に配慮して、省資源、リユース、リサイクルといったアクションに取り組んでいくというのは、社会の流れとして定着しつつあります。

    しかし、この環境対策といったものも、高度経済成長期には実践している企業は少なかったとおもいますし、
    現に公害問題として顕在化するまで、環境に配慮するという取組みはその当時なされていなかったのではないでしょうか。

    環境対策はある意味「コスト」が掛かります。たとえば省エネルギーの機材を導入するいった場合は、新たな設備投資となります。
    ですが、その新たな設備投資によって得られるメリットは、単に光熱費の削減だけではなく、
    周りの環境保全に寄与しているという「顕在化しにくい」効果というものが挙げられます。

    目の前にすぐにはっきりとみえるものだけに囚われて、何十年後も先の未来の住人にとって大事な環境を自分らの世代で
    根絶やしにしてしまっていいものでしょうか。

    自分たちが見ることが適わないかもしれないけれども、将来によりよい環境を整えるという思想がCSRではないかと考えます。

    今ある世界も元はと言えば、先人達が遺してくれた遺産によって成り立っているものばかりです。
    先人が築き上げた遺産を預かって、自らの世代がいただいた分を活用し、為しえた遺産を未来へ託す。

    企業の目的である「永続性」を追求するというのは、まったくこの「為しえた遺産を未来へ託す。」といえますから、
    CSRは”新しく組み込まれた”ものでもなく、昔から企業活動には織り込み済みのものであるといえます。
    昨今、社会環境の劣化というものが顕在化したが故に、CSRの考え方も顕在化してきたということなのかもしれません。

    「為しえた遺産を未来へ託す。」にはどうすればよいか?
    そのように考えると、御社のCSR活動もイメージしやすくなるのではないでしょうか。

    ソーシャルレンディングとは(by Wiki)

    (備忘録として)

    ソーシャルレンディングは、知っている人同士と知らない人同士の融資にまず分けられる。知っている人同士のサービスは2002年よりVirginMoneyが開始した。知らない人同士の融資は、さらにマーケット型とオークション型に分けられ、マーケット型はイギリスのZOPA(2005)、日本ではAQUSH(2009)とSBIソーシャルレンディング(2011)、オークション型は米国のProsper(2006)、Lending Club(2007)、日本ではManeo(2008)といったサービスが存在している。
    日本では貸金業法2条1項により、金銭の貸借の媒介で業として行うものに該当し、貸金業としての登録が必要となる。また、知らない人同士の融資仲介形式となる場合、匿名組合出資契約を募集するための金融商品取引業の登録も必要になる。

    ≪日本で展開している主なソーシャルレンディング≫