江戸しぐさの功罪

えらいことで、めずらしく多くの方にリツイートされました。(苦笑

原田実『江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統』(星海社新書) http://hirorin.otaden.jp/e362859.html ⇒”あれも、どう考えてもありえない話が、「いい話だから」という理由で教育者に信じられ、一部の学校で道徳教育に取り入れられたのだった。”

この元記事自体は、ずいぶん前の記事であるにもかかわらず、何故にたくさんのリツイートをしてもらったのか?

たまたまわたくしがこの元記事のブログ上の別のブログ投稿(なんだかややこしい)をタイムライン上でみつけて読んだときに読み進めていって辿り着いたのが、上記の記事でありました。

絵本作家としては、とくにこのくだりがとても印象的でした。

パパ「道徳も大事ですけど、学校の先生の仕事は、子供に正しいことを教えることではないのですか? 事実ではないことを事実のように子供に教えるなんてことが、あっていいはずがありません。
たとえばイソップ童話の『ウサギとカメ』のお話をして、『なまけているとほかの人に追い抜かれるかもしれませんよ』とか、『たとえ歩みはのろくても、努力を続ければ最後には勝つんですよ』と教えるのはかまいません。童話というのはただのお話で、事実じゃないことは、子供でもわかりますからね。
でも、『ウサギとカメが競走したらカメが勝ちます。これは科学的事実です』と教えたらだめでしょう? だって、本当に競走したら、カメは絶対にウサギに勝てませんよ(笑)」
先生「それはたしかに……」
パパ「道徳を教えるなら、それこそ童話や小説でもいいじゃないですか。事実ではないものを事実だと言う必要が、どこにあるんですか? 『道徳のためならウソを教えてもいい』なんて考え方は、それこそ道徳的じゃないでしょう?(後略)

山本弘のSF秘密基地BLOGより無断転載

『童話というのはただのお話で、事実じゃないことは、子供でもわかりますから』ということがとても重要で、しかも事実じゃない仮定のお話という予定調和の世界において、人の道を諭すというのがいかに大事かということも。

作品を書く上で、架空の世界という力を借りて、現実の世界への考え方の指針を示す。というのは、まさにわたくしの思うところであります。

想像の翼をうんと拡げて、不確かな未来へと旅たてる勇気を与える。
そんな絵本を書きたいとおもいます。

ネーミングって大事ですね。

今日は夕方からの約束が梅田界隈であったので、小雨のなか大阪へ。
ちょうど「カツカレー」の口だったのでお昼どきの混雑を避けて14時すぎに、雨に濡れぬよう地下街を通って阪急百貨店へ。
たべログで調べてみつけたお店。
いずみカリー

エレベーターは満員。しばらく待って、やっとのことで乗り込むが、HAL YAMASHITAさんの隣にそのお店はあった。

「なんだ、前に行ったことがある。」

というわけで、せっかく並んで待ったのですが、別のお店へ。
もうひとつ気になっていたJR大阪のエキマルシェにある「camp」というお店をチェックしましたが、
カレーの、しかも「カツカレー」の口になっていたので、ここはなんとしてもカツカレーをば。
とおもっていましたから、カツカレーがメニューにないことと、並んでいたことも手伝って、付近のカレー屋さんを探索。

で、『ビッグカツカレー』という看板が目に留まり、サンマルコへ。

ふつうにカツカレーだと860円のところ、960円ということで、単に大盛りではなくカツがビッグなんでしょう。楽しみです。
注文を聞きに来てくれたので、
「ビッグカツカレー」と頼むと、

『まだなんです。すみません。』という返答が。

「え!まだなの?(なら、メニューや看板にデカデカと載せんなよ!)なら、カツカレー。」ということで、一応当初の目的は達成いたしました。

サンマルコ

安定の味です。好きです。

しかし、ビッグというのに惹かれて駆け込んだせいもあって、心残りな感じが。
お会計のときに「いつから始まるの?」と、てっきり期間限定でまだフェアが始まっていないもんだとおもって訪ねると、
『そうですね、3時から限定20食、オープンのときも限定で20食ですので、できればオープンにお越しになってください。』との返答。

(なに?あと、15分もすれば食べれたの?なら、待つのに…)

満腹感とは裏腹に、なにか腹黒いものを感じてその場を立ち去ってしまいました。

味は好きですよ、サンマルコさん。

で、打合せはけっこう長くて、20時を回ってしまいました。
さて、何か食って帰ろうかとおもって、ふと「camp」のことを思い出し、そういえば「一日分の野菜カレー」っていうのがあったよな。一日分といやぁ、350gという量だし、なかなか摂れないし、最近ビタミン不足だし、といった様々な不安要素が頭をもたげてきて、先ほど通り道も予習した成果もあり、一目散に駆け込みました。

camp         ここでもしばし並びましたが、お客さんの回転がはやくて、10分もせずに着席。
着席してからオーダーしてものの数分で配膳。
最後の一口まで冷めずに食べれるので、熱くてやけどしないようにかきこまず、そして汗もけっこうかきましたが5分ほどで完食。
だいたい、わたくしの前に入ってたお客さんはわたくしが出ていくときには居ませんでした。
カレーは回転が早いなぁ、改めて思いました。
しかし、ここでも外国人対応がネックかな?外国人が駅チカやデパチカの惣菜や飲食店を利用するのが多く見受けられますが、店員スタッフの英語(もしくは他言語)対応がお粗末すぎて、支払時にトラブルというか、時間がかかってしまっています(今日みたケースでは、お客さんが「Pay(ペイ)」といってて(Checkといえばよかったのでは?とおもったが)、「支払」したいという意志疎通が叶うまで2分近くかかっていました)。

ツナガリストのアタマのなか

相手のニーズをキャッチするためにリサーチするというのは、実はナンセンス(というか、結局わけがわからなくなってしまいます)。
しかし、そうはいってもお客様のニーズと違えば、あなたの商品・サービスはまったく選ばれません。
なので、お客様に選ばれる仕掛けを施しておく必要があります。
その仕掛けの最たるものは「ネーミング」であります。
『名は体を表す。』
昔の人はよくいったものです。

ネーミングによって、相手に解釈させる。
『そうだ、一日分の野菜っていうことは、野菜たっぷりで、野菜がたっぷりということはヘルシーだし、一日分の野菜を摂らなけりゃ(きっと)身体に悪いだろうし(⇒ここがミソですが。)、いっぺんに一日分の野菜が摂れれば楽ちんだし、野菜がごろごろ入ったカレーというのは味もイメージできるし(そうハズレはないだろうし)、といった情報の処理作業が、わずか0.何秒のお店のPOPを素通りする刹那のあいだに済んでしまい、解が導きだされるのであります。「今日はこれにしよう!」と。』

一方で、居酒屋メニューのように、「だれだれさんが作ったなんとか風のなになに焼きちょめちょめ仕立て」といった長ったらしいメニュー提案は、座らせているという時点でかなり相手に状況判断の猶予を与えているので、ストーリー性がある方が尤もらしく思えて、実は陳腐なメニューも選ばれたりします。選ぶ楽しみとでもいうのでしょうか。
しかし、街場でしかも雑踏のなかでの素通りにおいては、「わかりやすさ」が求められます。

ちなみに、わたくしは最終的に『完全食カレー』というのを注文しましたがこれは行列で並んでいる最中にスタッフが手渡したメニュー表をじっくりと眺める猶予があったから、「そういえば、野菜カレーだけでなく、ここのもうひとつの売りにチキンカレーがあったじゃないか。一度に両方食べられるのであれば、お試しでチキンも添えておくか」といった勘定(プラス200円)が成立してのチョイスでありました。

カレーのような回転が大事(客単価は1,000円と、ラーメン屋さんも最近この位までいってますよね、ワンコインはテイクアウトが主流でしょうか、いずれにしても滞留時間が長くさせられない)なメニュー提案の業態では、いかに足を運んでもらえるかが重要なファクターであります。なので、素通りでも峻別できる情報訴求というのは戦略としてもっとも優先順位が高いといえます。

人間の意思決定のパターンにおいて、イメージしやすさというのは、ある言葉とそれに関連するワードとの相関関係の強さが影響しているのではないかと考えます。たとえば先ほどの、野菜がたっぷり⇒ヘルシーだ。とか、一日分の野菜というのを厚生労働省が(いつの頃からか勝手に)推奨したりしていることとか、厚生労働省が言っているのだから(たぶん)本当だし、摂らないと身体に悪い(のだろうし)⇒これなんか既に妄想ですが。
このように、相関関係を強くさせるのは、他者からの情報の押し売りによるのだといえます。自分が考えて導き出すと思っているのは、あくまで処理作業なのです。答えは、情報に晒されている度合によって異なります。いわゆるマスコミが流すメッセージは、相関関係を強くしたいがための情報の押し売りに過ぎません。逆に、野菜嫌いな子供にとっては「一日分の野菜」というのはおそらく拷問な為、ぜったいに忌避されるでしょう。

ふと「完全食」という言葉から、「アミノ酸の桶の話」を思い出しました。直接関係があるわけではありませんが、アミノ酸を摂取してタンパク質を合成していく人間の身体においては、最小摂取量のアミノ酸量によって出来上がるたんぱく質の量も決まるというもので、タンパク質をたくさん含む食事を摂るということだけでなく、アミノ酸をバランスよく摂ることも考慮しなければ、理想的な、すなわち完全な食事とはいえないということであります。

ちなみに、カレーを2食つづけて食べても平気なわたくしですが、何か?(笑

また来年!という愉しみ – スマステで採りあげられなかった幻の花菜漬け –

今宵はちょっと趣向を変えて、酒肴の話をば。

これがなんだか皆さんお分かりでしょうか?
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これは、菜の花です。

今日はこの菜の花の漬物「花菜漬(はななづけ)」を手に入れる為に、京都まで馳せ参じました!
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何故に、京都まで足を運んだかと申しますと、この「花菜漬」というのは、菜の花の開花前のつぼみの状態の芽の部分を漬物にしたもので、なんとこの季節だけでしか味わえず、しかも漬物屋さんの都合により、不定期販売!?なのであります。なので、その時期になれば毎日作ってるわけでもなく、「商売っ気のまったく感じられない」お漬物なのであります。
菜の花は開花してしまうと、味わいがなくなり、苦みが浮いてしまうので「開花の極々で」摘み取って漬けこまないと美味しくならないそうで、その収穫タイミングは結構難しいそうです(1日未満の時間差らしい)。

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作ってらっしゃるのがこの方、「京つけもの川久(かわきゅう)」の北尾さんです。
なんでも開花した菜の花の状態で漬けたお漬物もあるそうですが、川久さんところではやってないんだとか。

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そして、今回この花菜漬を使ったおはぎも販売されてました。ちょうどお彼岸ですものね。

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ほんとに商売っ気のない店主(笑
なので、おはぎと、花菜漬をゲットいたしました。

ちなみに、このおはぎは北尾さんの奥様のご実家の和菓子屋さんで作られてたそうです。
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和菓子の「嵯峨嘉 (さがよし)」今回の「花菜おはぎ」製造元。嵯峨嵐山駅から歩いて10分くらい?
お店自体のHPは無いようなのですが、いくつかネットでは紹介されている老舗のようです。
http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260403/26011615/

きょうとあす TOP 目的地を探す 嵐山・嵯峨野・桂 嵯峨嘉
http://www.trip.kyoto.jp/spot/db/sagayoshi/

京都府京都市右京区嵯峨広沢御所ノ内町35-15
TEL 075-872-5218
営業時間 8時〜20時(日曜〜19時30分)
定休日 水曜

ヒトサラ > 京都府 > 桂・嵐山 > 嵐山/嵯峨野 > 嵯峨嘉
http://hitosara.com/tlog_26011615/

御菓子処 嵯峨嘉「栗おはぎ」名取裕子さんのおめざ
http://omezafan.blog.fc2.com/blog-entry-2415.html

これだけ取り上げられているということは、おはぎの味も期待感が自ずと高まってしまいますね。

さっそく食べてみると、

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中にも花菜漬を刻んでおはぎに混ぜ込んであり、しょっぱさと甘さが絶妙な塩梅でした。
ものすごく、自然な甘さでおそらく何個でも食べられるくらいのやさしい味わいです。今度は嵐山のお店で、紫蘇もちを食べてみたいです!

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「花菜漬」はお酒のアテになりますよ!と、ワインソムリエでもある川久さんに薦められたのもありまして、前回チャリティーカットでお手伝いした神戸・岡本のSynergyさんところからいただいた白ワインと合わせてみようかと思い、封を切りました。

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一応、お漬物のお奨めには「とろろをからめて…」とありましたが、今回はずぼらして、だし醤油を垂らして戴きました。

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今日もご縁つながりのおかげで、美味しいものを戴きました。ありがとうございます。

ツナガリストのアタマのなか

「旬というのを感じ、そして次に訪れる旬を待つ愉しみ。」

大量生産の品質管理。という当たり前の消費社会と真逆の「その日必要な分だけをその日のうちに召し上がる」という食文化。

実は、安定供給が実現している世の中だからこそ、余裕をもって楽しめるのではないかとおもいます。
なので、いまの食品産業に関わる多くの方々の日々の研鑽によって成り立っている食の流通社会を否定するつもりはございません。
また、バレンタインデーとか、クリスマスといった商業的に作られた催事のピーク需要を肯定するつもりもございません。

ただ、「足るを知る。」であったりとか「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」といった昔からの格言をふまえつつ、
誰にとっても普く供給される社会というのではなく、「無ければないなりの生き方」だったり、「今の旬を惜しみつつ、次の旬を待つ愉しみを糧に生きる」といった思想をもつことが、これからの行き過ぎた大量消費社会の振り子を戻す第一歩となるのではないかとおもったりしています。

春の植物のもつ特有の”苦さ”が
『このままでいいのかい?』
と問いかけているようで、ふと目を覚まして思い立った次第であります。

背中で語れる男

教訓:”「わたしは仕事にプライド持っていますよ。」と他人に言う奴の仕事は大抵うまくいってない。”

「プライド持っている」と他人に言わなくちゃ分かってもらえないほど、あなたの仕事は相手に伝わっていないとは、なんとも情けないやら恥ずかしいやら。

背中で語れる一年でありたいと誕生日の誓いを認めます。

エンゼルマークの当る確率?

【備忘録として】
テレビでたまたま森永製菓のアーモンドチョコボールの紹介をしてました。
そこで、金なら1枚、銀なら5枚。で有名な「おもちゃの缶詰」の話がでていました。

「当たったっていう人、見たことない」
「本当に当りって入ってるん?」
というお決まりのツッコミに対し、

「毎月1万人の方へおもちゃの缶詰を発送しています」

「チョコボールは1日約37万箱製造しています」

というメーカー側のコメントが。

単純に計算すると、

37万箱/1日 × 25日(週6稼働として)=925万箱が出荷され、
そのうちの1万箱が(銀なら5枚だけどそこは無視)当りの箱だとすると、約0.1%の確率。

1,000箱=20箱×50ケース=1,950×50=97,500円分買えば当たる!かも。

ちなみに、すでに実測した方もいらっしゃるようです。ご参考までに

今年も参加しました – 神戸岡本の小さな美容室からできること –

3.11
あれから4年になります。

復興のためのボランティア活動というのは、ひところに比べるとずいぶんと縮小しているのは事実です。
それ以降も日本の各地では災害が起こり、そのための復旧活動にボランティアが赴くのは当然ですし。
(そもそも復興にはフェーズがあり、それぞれ求められるニーズも異なるでしょうから。)

そんな中、継続的に支援していくということはなかなかできることではないとおもいます。

実は
今回で6回目となるチャリティーカットのイベントに先日の3月9日、撮影のお手伝いさせていただきました。
SynergyさんのFacebookページ

前回もその前も参加させていただいたのですが、もう6回も行なっているんだなぁ。
そんなことを気づかされたのは、参加しているお子さんたちの顔を見たときでした。
わたくしが最初に参加させていただいたとき(第2回目)に「初めての美容室カット」を体験された赤ちゃんが、
なんともうすっかりおねえちゃんになってました。

みんなで見守りながら…
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ひとりでもおりこうさんでカットしてもらって…
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今回は自分で募金箱に寄付してくれました。
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この日はあいにくの暴風雨で、雨風が強く足元のお悪いなか、
たくさんの子供たちが(なかには一人で電車に乗って)通ってくださいました。
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今回は、とくに告知をしていなかったのにもかかわらず、今までSynergyをご利用でないお母様がネットでこのチャリティーカットのことを知って駆け付けてくださいました。
「近所で今もこういった活動されてらっしゃるというので、ぜひ参加したいとおもい突然ですが子供を連れて来ました。」

『2011.3.11に発生した東日本大震災から4年。
この震災で被災された方に対して、神戸の小さな美容室の私たちが出来ることは何なのか・・・
忘れてはいけない。風化させてはいけない気持ちで今春も開催します。』と語る、
神戸岡本の美容室 Synergy オーナーの春名さん。
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SynergyのWEBサイト
Facebookページ

継続することの大切さですね。街のみなさんにも想いは伝わったのだとすれば本当にありがたいことです。