【書評】ナタリーってこうなってたのか

正直、ナタリーってサイトは一度も見に行ったことがありません。
もちろん、サイトのサービス内容や津田っちとのかかわりについてなど、WEB業界でのジョーシキとしては存じておりましよ。
でもって、「ナタリー」って名前の由来はきっとフリオイグレシアスの「ナタリー♪」だろうなとおもっていましたが、本書にそのくだりが書いてて、本当にそのとおりなのに噴きました(笑

本を読んで面白かったのは、

・そもそもウェブはその成り立ちからして「全部ある」「フラット」な場所なのだ。
ナタリー最初の設計書として、①批評をしない。②全部やる。という2点を掲げていたが、突き詰めるとそれは「みっともないことをしない。」ということになると。
さらに、いま流行っているキュレーションメディアとの違いとして、
リコメンドされた情報を受容する楽さと、一次ソースから見出すという楽しみとの違いがあり、情報を見つける面白さのために、全部ある、フラットで提供するということが大切なのだという考え方に立脚したメディアだからこそ、ナタリーの存在価値があるのだろうとおもえました。

・既存メディアの取材者の矜持について
ここの部分は著書ではっきりとそう言及しているわけではないのだけれども、既存メディアの取材者があぐらをかいていないか?もっと勉強しなければキュレーションもできないぞ、という感じであろうか。もちろん、ナタリー側も理想に向かって精進しているというスタンスなので決して上から目線ではないのだろうけど、取材者の矜持として、取材対象に対するリスペクトやそこからくる事前準備というのはもつようにしているという強い姿勢が垣間見えてました。
 既存メディアとネットメディアとの決定的な違いは即時性、双方向性、にあるのだとおもいますが、キュレーションの世界において本質的には既存メディアが培ってきたノウハウの部分(取材力)というのがまず大切で、その意味ではわたくしは、ネットメディアの取材陣は、まず既存メディアで基本を叩き込まれた方がよろしいのではないかと思っていますが、そのお手本とすべき既存メディアでも既に作法が受け継がれることなく垂れ流されていっているのが現状なのかもしれないとすれば、修行にならないのかもしれませんね。


ちなみに、今回、ネット上でどなたかのリコメンドでこのタイトルを知りました。
すでにその時点でナタリー的ではないようですが、おかげで素晴らしい世界に出会えました。
なので、わたくしは、リコメンドの必要性を支持する立場ではありますww

納得!あのダイエット方法が効くにはちゃんと理由があった?!

毎度、ネタ元は「大島考研メルマガ」です。

バラ色の夢を持つのとイヤなことを避けるのとでは、どちらが動機づけ力が強いのか?

未だ得られていないバラ色の夢は、たとえ実現しなくても失うものは無い。
しかし、嫌なことが起きてしまえば、大切なモノを失うだろうし、今持っている幸せを失うのはつらい。
だから、イヤなことを避けることの方が動機づけ力が強いといわれる。

一方、物事の達成のその先に幸せが待っているという幸福論とは対極の
幸せ感を先に作ることを考えて行動した結果、成功するという幸福論がある。

ここから導き出せるのは、”先に幸せな感覚を有すること(まだ幸せによる結果は得られていない状態)で、物事を実行すると、
動機付け力が強まり(この幸せ感を失いたくないというインセンティブが働き)、
行動が持続していくので、目標達成できる可能性が高まる”という考え方である。

ダイエットして成功した姿を強くイメージするというNLP的な手法よりも、
好きな人ができて、その人に嫌われないようにするダイエットの方が成功する(女性は恋すると綺麗になる的な)のは、
人間の動機付け力の強さの面からみても正しいようにおもえる。